D13 採卵日当日 (KLC1周期目)
雪の舞い散る春分の日。
15時前を採卵時間に指定され、KLCへ。
まず4階のIVF受付へ。
夫とともに、静脈認証で本人確認を済ませる。
その後、9階で待機。
待機中に血圧を測る。
通常の診療は午前のみだったので、院内はとても空いていた。
10分ほどで呼び出しがあり、私は採卵をする8階へ。
緊張しながら移動する。
血圧の測定結果を受付で渡し、説明を受ける。
リラックスルームというカーテンで仕切られたベッドで着替えをし、
トイレを済ますとすぐに採卵室へ呼ばれる。
(まだヘアーキャップをかぶってなかったくらい、すぐ呼ばれた。)
待機場所には、足元に暖房が置かれている。
直前に採卵を受けた人が、すたすたとした足取りで戻ってくる。
私より若いな…あの子も頑張ってるんだから頑張らなきゃと勝手に思う。
体重計に乗り、静脈認証を行い、
手術室のようなところに入る。
女の人が5人くらいスタンバっていた。
この台に立ってください。背中をつけてください。足をここに…と言われ
見る見るうちに消毒が始まる。
エコーが入り、モニターに卵胞らしきものが映し出されたなと思った瞬間
「はい、針刺しますね。」鈍い痛みが足先まで走る。
「1リンスー。1リンスー。」という声がこだまし、針刺すのは1回で終了かー他になかったのねとぼんやり思う。
そしてあれよあれよと言う間に終了。
滞在時間は、2分もあったかどうか…。
もっときびきび動けば1分縮められたかもくらいの短時間だった。
再びリラックスルームのベッドでごろん。
1回しか刺してないってことは、マックス1個の採卵か…どうかな…
と思ってると5分後くらいに看護師さんが来る。
「今回の採卵結果ですが…こちらです。」と紙をぺらり。
0個。
予想はしていたけど、声が出なかった。
看護師さんからトイレで止血用ガーゼを抜くこと、枚数確認、出血の確認をするよう告げられる。
夫からも「どこにおる?」とLINE。
夫にも「今回は採れませんでした。」とお知らせがあったらしい。
マテコちゃん泣いとるやろうなーと思っていたらしい。
その後5階の診察室へ。
きっと採卵できた人は、まず違う階で培養士の説明を聞くんだろうなー。人が全くいなかった。
先生によれば、
・35歳くらいだと、採卵してみて15%くらいが空胞の場合がある。
・体外受精…35歳だと、1回目で妊娠する確率は15-20%。6回目までで8割超の人が妊娠。
・まぁ今回はしょうがないね。次回はクロミッド使ってみようね。
・次も空胞の可能性は同じ15%。(独立事象てことね。)
優しい先生だった。
寒いしとても疲れた。結果が伴っていれば心地よい疲労感なんだろうけど。
夫は出番もなく元気。羨ましい。
14:40 受付
16:05 会計
(所要時間 1h25m)
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本日のお会計 32,535円(現金払い…言われなかったけど、多分現金しかダメなはず。)