マテコKLC通院録

30代不妊治療のあれこれ

D13 採卵日 (KLC2周期目)

朝6時過ぎ起床、自分の身支度を済ませつつ

夫に準備をするよう促す。

「7時ちょうどくらいでよろ。早すぎても遅すぎても困る。」 と

こちらの勝手なお願いに憤慨する夫。

 

無事に検体(精液)を提出。そして、同フロアのナースセンターへ。

前回はヘアーキャップを付ける間も無く採卵に呼び出されたけど、

今回は1時間近くベッド待機だった。

一人5分前後として、10人近くの人が採卵していたのだろう。

(HPによると、採卵平均70人以上/日 とある。)

 

私はおなかとメンタルが弱いため

1時間待っている間にお腹が痛くなった。そして喉も乾いてきた。

 

そんないい年して気弱な私に、ウォーターサーバーの水を分けてくれ、

「緊張しますよね。頑張ってね‼︎」と声をかけてくれた看護師さん。

女神ー。嬉しい。

 

その後待機中夫にLINEするも、

「採卵中に漏らすと地獄絵図だから我慢して‼︎」と。

能天気な内容(そして下品)に、気持ちも落ち着く。

 

採卵室に案内されると、今回は男の先生の姿が見える。

おそらく初診で当たった方かと。

 

どうもこの体勢が苦手でじたばたする私に、

「ちょっとこの子押さえといて」と看護師さんに指示を飛ばす先生。(ごめんなさい)

右1リンス、左2リンス。

今回は刺される感覚はあったものの痛みはあまりなかった。

注射の上手い下手と似たような感覚? 3回刺してもこれなら余裕。(じたばたしてしまった私が言える立場じゃないが)

そして脱力感でふらつきながら、ベッド待機。

 

10分後くらいに、看護師さんが「採卵数 2個」を伝えに来る。

0個だった時はとても申し訳なさそうだった反面、今日は気持ちにこやかな口ぶり。

人間味を感じる一コマだった。

 

9階の問診室にて、培養士さんからの説明を聞く。

培養室長?部長?との肩書きのあるその培養士さんは、名刺を提示してくれ、とても丁寧で優しい方だった。

採卵した卵子の画像を見せてもらう。

丸くてぽわーとしていた。

「右は採取を試みたのですが卵子は採れませんでした。左から2つ採取できました。成熟卵になると極体というものが見えて来ます。この写真では分かりにくいですが、2つとも極体を確認できました。ご主人の精液も正常の範囲内です。」

「今まで妊娠されたことがないのであれば、今後受精に向けて手探りなところも多いので、リスクヘッジのため1つはふりかけで体外受精、もう1つは顕微授精に回すという選択が良いかと思われます。」

「はい。それでお願いします。」

「うまくいけば1つは今週期に移植、1つは胚盤胞まで育てて凍結する予定です。明日受精確認のお電話をお願いします。」

 

そして、4階の問診室で医師からの説明を受ける。

「スムーズに進めば、明後日移植になります。午後〜夕方来れますか?はい、じゃ同意書お願いしますね。」

秒殺w 今聞きたいことも特になかったし、良し。

 

お会計は、消耗品代40,000円+採卵代・夫の精子調整代216,000円+座薬や抗生物質、今までの再診料1,638円。

 

夫が「花火みたいにパッとお金が散るのね。。」と怯えていた。

今朝採精前に金額を伝えなくて良かった。もっと憤慨しただろうしね。

 

 7:40 4階IVF受付

 7:50 検体(持ち込み精液)提出

 7:55 8階ナースセンター受付、血圧測定等

 8:50 採卵

 8:52 採卵終了

 9:20 9階問診室前待機

10:10 培養士説明

10:20 4階問診室前待機

10:45 医師説明

11:00 会計

11:10 帰宅

(所要時間 3h30m)

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本日のお会計 257,638円