マテコKLC通院録

30代不妊治療のあれこれ

D14 採卵日(KLC3周期目)

3回目の採卵に行って来た。

ピンクのベッドに寝て待つこと1時間ちょっと。眠くなる。

後で入った人が先に呼ばれたり、こっちじゃ分からない順番があるんだろう。眠いけど落ち着かないしすーすーするし1時間は…長い。。

 

採卵は2度目の女医の先生。

痛いよう。優しい看護師さんのサポートのおかげで何とか乗り切る。

 

3回刺して、採卵数は「2個」。前回と同じだな。

 

「2個とも成熟卵です。前回ふりかけでも受精しているので、両方ふりかけでよろしいですか?」

 

少し悩む。

 

顕微とどうしようかなという旨を伝えると、

「一つ挙げるとふりかけの方が、胚盤胞まで進む可能性は少しだけ高いんですよ。だからってどちらが良いというわけではないです。」とふりかけ寄りの意見。

会社の後輩みたいな若いお兄ちゃんだったけど、わかったよ信じるよ。

両方ふりかけでお願いする。

 

「うーん、あとはたまごに頑張ってもらいましょう‼︎」

本当そうだわw

一番の当事者なのに、自分自身で頑張りようがないこの無力感。

胚盤胞…遠い道のりに感じる。

 

 

 8:20 4階IVF受付

 8:30 検体(持ち込み精液)提出→9階待機(血圧測定)

 9:00 8階ナースセンター受付

10:10 採卵

10:15 採卵終了

10:50 9階問診室前待機

11:00 培養士説明

11:10 4階問診室前待機

11:15 医師説明

11:30 会計

11:40 帰宅

(所要時間 3h20m)

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本日のお会計 225,486円

D12 採卵日決定(KLC3周期目)

たまご育ってるかなーどきどきの内診。

医「右に2つ、左に1つ見えますね。E2が上がりやすい方なのかもしれませんねーごにょごにょ。(記憶なし)明後日採卵しましょう。」

 

確かにE2、1130だと高いか?自分じゃどうしようもない。

 

明後日採卵!

だんだん慣れてきたけど

座薬も点鼻薬も忘れない‼︎ 

 E2…1130

 LH…17.1

 P4…0.6

 FSH…11.8

 

 7:54 受付

 7:57 採血→5階

 9:10 内診

 9:45 診察

10:10 処置室

10:20 帰宅

(所要時間 2h26m)

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本日のお会計 0円

D3 採卵周期 (KLC3周期目)

D3に通院したことを忘れていたので、遅ればせながら記録。

クロミッドもらって終わり。

また卵を育てるんだけど、雨ばっかりでいまいち気持ちが高まらない。

 

昨日やってた花男の延長的なドラマは、宇多田の新曲を聞くためだけに

見てるようなもんだなぁ。

 

「初恋」というタイトルから滲み出る

きりきりした音を聞いて10年前を思い出すことは、きっと若返りとか女性ホルモンとかの観点で

不妊の35歳にも良いと思うんだ。宇多田世代だし。(個人的意見)

 

 E2…53

 FSH…11.7

 

 9:20 受付

 9:25 採血→9階

10:19 5階へ

10:45 診察室

10:50 帰宅

(所要時間 1h30m)

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本日のお会計 0円

D27 ET12 判定日 (KLC2周期目)

判定を受けるため、KLCへ。

hCGは0.1。

想像通り立派な陰性だった。 

 

先生曰く、

今度は、胚盤胞まで育てて凍結させるプランにしようとのこと。

35歳だと、胚盤胞まで育つのは、採卵した卵の半分くらい。

AMHもそんなに低いわけじゃないし、今回の結果と関係があるとは言えない、と。

 

今はのんびりして、また今月頑張ろう。

 

 8:25 受付

 8:27 採血

 9:30 4階問診室

 9:40 会計

 9:45 帰宅

(所要時間 1h20m)

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本日のお会計 7,000円

D26 ET11 明日は判定日 (KLC2周期目)

フライングで検査をし、いくら凝視しても手の中の妊娠検査薬は真っ白だった。

 

G.Wにもかかわらず仕事で帰らぬ夫。

街は連休で幸せそうな家族連れ。

お天気とは反対に鉛のように重く沈む心。

 

いつの日か、私も赤ちゃんを迎えることができるんだろうか。

 

今日はどうしてもご飯を作る気にならなかった。

D20 ET5 凍結確認 (KLC2周期目)

D13に3つ採卵を試み、

1つは空胞。

もう1つは6分割で移植済み。

最後の1つは胚盤胞まで育てて凍結予定だった。

 

今日、電話で凍結確認をすると

「培養中に成長が止まったので、培養を中止しました。」と。

「そうですか。。どの段階で止まりましたか?」

「少々お待ちください。。コンパクションとありますね。」

 

胚盤胞手前の桑実胚あたりで止まったのかしら。

 

残り1/3の体に戻したたまごが成長しているとは思えなくなり、

落ち込んだ。

(培養液の方が優秀だろうよとか私のたまごの生命力とか)

 

キャサリン妃第三子出産。

今日はこのニュースを見たくないしおめでとうなんて思えない。

D15 新鮮胚(分割胚)移植 (KLC2周期目)

採卵日翌日14:30の受精確認。

「マテコさん、2つとも受精してます。明日指定時間にお電話くださいね。予定通りいけば明日12:30〜13:00の間に来院してください。夕方くらいまでかかると思っておいてね。」

翌々日の朝9:30の分割確認。

「分割確認取れています。お時間どおりに来てください。」

↑すごい早口の男性。駅の喧騒の中聞き取りにくかった。。

 

この2つを経て、移植時間がやって来た。

9階受付に行って、静脈認証、胚移植申込書を提出する。

9階問診室で、培養士さんからの説明を受けた。

 

「1つふりかけで、もう一つ顕微ですね。どちらを戻したいというご希望ございますか?(…お任せで)はい、じゃこちらで選びますね。朝の段階でのお写真こちらです。現段階だとグレードは変動しやすいですね。」

PCに映る画像の横に、グレード3との文字が見えた。

そしてグレード1〜5についての説明を受ける。

「分割胚でのグレード別妊娠率はこちらです。1〜3まで多少の差はありますがそれほど違いはないとお考えください。」

「3で29.5%、1だと約37%か…(1の数字はうろ覚え)」

「こちらが、年齢別の分割胚妊娠率です。」

「35歳だと…40%くらい?」培養士さん多くを語らずにこり。

「移植後に、今回戻した胚について詳細記載した用紙をお渡しします。しばらくこのまま待合でお待ちください。呼ばれたら8階ナースセンターへお越しください。」

ふむ。

終わってから卵情報はもらえるのね。。

後、移植の手順について書かれた紙をもらった。人工授精と似た感じかな。

 

いよいよ移植。

ナースセンターで、抗生物質とディファストン(毎食後2錠)をもらう。

ピンクの手術着に着替え準備完了。 

そして、オペ室の中へ…。

左側のモニターに卵がぽわんと見えた。看護師さんが「モニター見てくださいね。あちらを移植します。6分割ですねー。」

「内膜10㎜」

そして、私の卵はカテーテルに吸い取られ、内膜上にちょこんと乗せられた。

どうやら顕微授精の分割胚が選ばれたようだ。

 

がんばれたまご。

 判定は12日後。

 

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